
米国の天体望遠鏡販売店を中心に、米Meadeは特に優良と定める店舗に対し、「Meade Elite Dealer」の称号制度を開始した模様。従来からのMeade Dealerと並行し、2通りの格付けになるのか、そして米国以外での展開などは未確認。
現在は、次の販売店などが該当しているよう…。
Anacortes
Telescopes.com
OPT
Astronomics
Deep Sky Imagerページに記載されているディーラーばかりです…。

アストロアーツは、プラネタリウムソフトのメジャーバージョンアップ「ステラナビゲータ Ver.7」(定価:15,750円)を10月8日に発売。スペックは、下記リンク先が詳しい。
同時に、「ステラナビゲータ Ver.7 公式ガイドブック」(定価:4,725円)も発売(ステラナビゲータ Ver.7 + 公式ガイドブック)。
私、よしも公式ガイドブックの執筆に関わらせていただきました。
ステラナビゲータ Ver.7…、UIが洗練されててええです。
http://www.stellanavigator.com/
http://stellanavigator.jp/
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/09/02stlnav7/index-j.shtml
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0902/asciis.htm
#497オートスターの英語版ファームウェアバージョン「3.2Ei」が、Meade.com上でリリース。
ドキュメントから察するところ、3.2Ehのバグフィクス。ページ上のリリース日も更新されず、3.2Eh時のまま…。
http://www.meade.com/support/auto.html

Celestronも「NexImage」のネーミングでMeadeのLPI/DSI Camera対抗へと出た模様。下記米国販売店のリンク先では詳細スペックが分からず、それでも、撮像素子にCMOSではなくCCDを採用するあたり、LPIを強く意識していると思われるところ。
8月29日現在、米Celestron公式サイトには未掲載。 Photo by Celestron.
http://www.moosegear.com/detail.asp?PID=31095
http://www.buytelescopes.com/product.asp?t=&pid=7769&m
http://www.optcorp.com/cart/ProductDetail.asp?PR_ProductID=4151
情報筋によれば、国内でもミックインターナショナルからDeep Sky Imager(DSI)を販売予定とのこと。
現行LPIと同様に、DSIでも個人輸入がほぼメリットとならないほどの価格設定が望まれるところ。
詳しくは、米Meadeの正式発表後以降になる見込み。

Meadeブランドのアイピースに「QX Wide」(通称:QW)が9月に加わる(米国にて)。見かけ視野は70度。国内販売時期は未確認。
これまでの同社ワイドアイピースには、Super Wide(通称:SW)が67度、Ultra Wide(通称:UW)が84度とラインアップされており、QWのラインアップを今までのシリーズと見比べると、すき間を埋めたことが分かる。
■QWを中心とするUW、SWそれぞれの焦点距離シリーズ分類
なお、ノーマルなSuper Plossl(通称:SP)の見かけ視野は、52度。ETXとアイピースの関係については、こちら。
DS-2000、ETX-70/90/105/125、LX90、そしてLXD55/75をサポートする#497オートスターの英語版ファームウェアバージョン「3.2Eh」が、Meade.com上でリリース。
ドキュメントによれば、ドイツ式マウントの精度改善、シリアルコマンド確定とのこと。
http://www.meade.com/support/auto.html
今回は、マイナーバージョンアップであり、LXD対応がリリース理由と思われるところ。
Meade Autostar Suiteシリーズに、「Deep Sky Imager」(通称:DSI)が米国にて登場のカウントダウン。出荷は9月の見込み。8月15日現在は、オフィシャルなMeade.comに未掲載(23日現在は、公式ページを確認)。OPTではMeade Instrumentsの社長兼CEO、スティーブン・マードック氏のコメントをフライング掲載。なお、国内販売については未確認。
Photo by Meade Instruments(クリックで拡大画像). astronomicsサイトの製品紹介
現行モデル「Lunar Planetary Imager」(通称:LPI) Cameraとは明らかに性能が異なり、DSI Cameraは最長で1時間露出がウリ。この点からも、撮影対象は星雲・銀河なためDeep Sky Imagerのネーミングに。また、米国価格で100ドル以上の差があることからも、LPIのモデルチェンジではなくラインアップ拡充だと思われるところ。
外観からは、冷却機構はヒートシンクのみ。さらに、LPI CameraではカラーCMOSだったものが、DSI CameraではカラーCCDとなっており、ソニー製(Pixel Size:9.6×7.5microns)で解像度が510×492ドット、16ビットA/Dコンバータを搭載。PCとの接続は、画像データを無圧縮で転送するための配慮でUSB 2.0に対応。
また、このスペックからすると、CCDチップはICX404AKかと「思われる」ところ。すると、1/3インチ25万画素となり、取りあえずな1/4ではなく1/3インチを採用する辺り、低価格ながらもツボを抑えたイメージ。そうとはいえ、長露出だけのキーワードはいまやデジタルカメラで全盛なのも事実。強みは、回路基板からCCDチップを離し、暗ノイズ影響を最大限に避けているところか。
ハードウェアがクローズアップされがちなものの、AutostarSuite Software側にも改良が予定されている。これがLPI共通バイナリになるかは不明。
このハードウェア構造ならば……、オプションでペルチェモジュールなど用意すれば、かなり価格破壊なキラー製品となりそうな予感。もちろん電源は各自用意してください…、で片づけられるはず。しかし、結露問題があり……。エアコンのように垂れ流すダクト構造では?!いかが、Meadeさま。

Microsoft Usersコーナーに、「エンカルタ 総合大百科2004」で楽しむ夏の星空をテーマとした記事が掲載。プラネタリウムソフトとは異なる、百科事典ソフトならではの情報が目を引く。
http://www.microsoft.com/japan/users/season/0408/

4月25日のニュースのように、「Meade Factory Outlet」としてオークションサイト「eBay」に出品している米Meade。約4か月間にやり取りされた件数は、8月12日現在、なんと336以上。
平均して日に2製品以上やり取りされているという状況は、履歴を見てもほぼそのペースであることが明らか。現行モデルも多い出品状況を見れば、もはや販路としての感触をつかんでいることは想像に難しくない、でしょう…。