米Meade、新生メキシコ工場の今

投稿日時 2008-6-16 5:42:05 | トピック: Meadeニュース

6月某日、情報筋からメキシコ工場のレポートが送られてきた(※本文中の写真提供はミックインターナショナル)。

米Meade Instrumentsは現在、年内に予定する新製品発表を大きなターニングポイントとして考えているようだ。現在はまだ社外秘の段階であり、その製品コンセプトさえ見えないものの、情報筋によれば、かつてMeadeが自動導入(Go To)を発表した時のようなインパクトを市場へ与えるはず…、と語っている。


写真1■米Meade Instruments、メキシコ工場外観

また、再建を兼ねたメキシコ工場設立は順調な稼働状態であり、昨年末から停止していたLX200Rを中心とするLX90などの製造ラインも復旧しているという。工場の訪問時には、写真のような製造ラインが確認できたという。


写真2■メキシコ工場内、鏡筒管理?ライン

一方で、最近のMeade.comを見ると気になるトピック。LX200R-ACFやLX90-ACFなどとして書かれている、

ACF(Advanced Coma-Free)

なるもの。コレは何? 光学系種別として書かれていることから、最初はリッチークレチアンとは別物が登場したのか?などと見入るものの、光学そのものについての記述が特に無く。。

これは、言ってみれば既存のリコンセプト…、と情報筋は語る。ACFについては、ユーザー視点の情報がネット上にほぼ皆無というのが気になるところ。これについては、ミックインターナショナルが同社サイト上に今月?情報を掲載するとの噂も。

詰まるところ、Meade.com上の説明からすると、既存のGPSやプライマリーミラーロック機構、SmartDrive、SmartMountなどをまとめてACFブランドとして売り出そうとしているということなのか…。

そして、前述した新製品開発と、このACFモデルはまったくの別物。
強引ではあるものの、ACFは、年内に予定する新製品発表までの“つなぎ”と言ってしまうのが分かりやすい?のかもしれない。


写真3■メキシコ工場内、NC(マシニング)ライン

写真4■メキシコ工場内、部品組み立てライン

いかに時代を塗り替えるような製品が登場するのか? ETX所有派としては、小型でも導入(追尾)精度が良い物を……、と切に願いたいところ。
ETXが登場してからすでに10年近く経つことからも、ここで大きな飛躍が望まれる。

オートスターはどう変わるのか?


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