写真2-1■Polar Align表示にしておく
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オートスターで,あらかじめ「Setup」-「Telescope」-「Mount」で「Polaris」モードにしてあることが前提です
本体の電源をオンにして,Alignでセットアップする際に,写真のように表示されていたら赤道儀モードのセットアップになっています。また「One
Star」によるセットアップが理想です |
写真2-2■フォークと水平になるように
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経緯台と違い,赤道儀モードは写真2-5のように鏡筒をフォームマウントに90度になるよう起こします。ここでも夜光シールを貼って暗がりでも素早く合わせられるようにしました |
写真2-3■時計反対回りにまわす
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赤経モーターのロックを外して,時計の反対周りに止まるまで回します。写真のような位置で止まるはずです。この作業は,経緯台モードでも同じです |
写真2-4■時計回りにまわす
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次に時計回りに回して,COMPUTER
CONTROLパネルの赤緯目盛りが合わさる位置で止めてロックします。この作業は経緯台モードといっしょです |
写真2-5■各地の緯度に傾ける
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各地の赤緯に合わせマウントを傾けます。この緯度の傾き=北極星の緯度になります。
緯度を 正確に合わすには,写真2-5のように目安をつけて,ファインダーを覗きながら北極星が見えるようにします |
写真2-6■北極星が見えるように微調整
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ここまででこのようになっているはずです。ファインダーの視界には,北極星が見えている状態です。
私は,以前まで望遠鏡側でも北極星が見えるようにしていたのですが,これは間違いのようです。
写真2-1のように,オートスターでOne Starアライメントをすると,ホームポジション設定後に赤経モーターが動き出します。この際に,再び北極星を確認するのですが,時々赤緯モーターが微妙に動いてしまうことがあります(オートスターのファームウェア2.0eにアップデートしたら解消しました)。この状態で再び北極星を導入すると精度が狂ってしまうのです。よって,ファインダーのみで合わすのがよいようです |
写真2-7■これでOK
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これで終了。写真2-1の状態で,オートスターのEnterを押すと次に進みます。この際,赤経モーターが回転して,再度北極星を確認することになりますが,ファインダーの中に見えていれば多少ズレていてもOKとします。北極星(極軸)が中心に見えているままで赤経モーターが回転するのは難しいようです。
経緯台モードでも同じですが,ホームポジションの状態にしてから,本体の電源をオンにしても構わないと思います。この点は,自分の使いやすいように行えばよいだけです  |