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デジカメアダプターIIの使用感を探る ETX&デジカメ ミックインターナショナルのアダプタ「デジカメアダプターII」。比較的デジカメの種類を選ばない汎用性タイプとしてスタンダード |
デジカメアダプタの使い勝手は、惑星や月の拡大撮影時には特に重要だと実感します。カメラネジ取り付けタイプで事実上スタンダードとなっているミックインターナショナルのアダプタ。ここでは、その特徴と使い勝手を見ていきたいと思います。
二世代目となるミックインターナショナルのデジカメアダプタ。前モデルと比較して、カメラネジの取り付け部がL型にスライドできるようになっているのが最大のポイント。さらに、アイピースは極力デジカメのレンズに近づけられるよう付属のスリーブで長さを延長することができ(写真右)、短焦点アイピース使用時の安定度を向上させています。
デジタルカメラアダプターII (ミックインターナショナル) | ||
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本体以外に付属されているのは、「24.5mm用のアイピースも使用できるアダプタ」、カメラネジの深さを調整する「プラスチックワッシャー」が3個(下写真右)、そして上でも書いた「延長スリーブ」です。
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手持ちのデジカメでは、QV-3500EX、QV-4000なども例外でなく、レンズ軸よりもカメラネジが左にあるモデルが多かったです。まぁ、特にバーを切り替える頻度は多くないと思うので手間は問題とならないでしょう。
しかし、プラスチックワッシャーといい、取り付けネジといい…、天文機材は暗がりで操作することが多いというのに、下に落としたらタイヘンなパーツの落下保護機構は皆無ですね。
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