印刷用ページ

  ここでは,私「よし」の言葉だけでは語り尽くせない,ETX-ECユーザーの方々からのコメントを紹介します。
 「本当に自分はETX-ECでいいのだろうか?」。そんな疑問に応えるべく,いろいろな方にご協力いただいて,比較検討になると思われる望遠鏡の,購入後の感想を掲載しています


1. お名前(ハンドル名)
かずはん さん
2. URL(お持ちの場合)または,Eメール
3. 持っている望遠鏡
NexStar 5 (セレストロン
4. 購入時期/購入価格
1999年12月購入。198,000円(本体、三脚なし)。
後に、37,800円(三脚)を購入しました。
「※購入価格が高めですが、最近では168,000円に値下げされていた経緯があるので,掲載させていただきました(よし)」
5. 購入する際に比較した望遠鏡
 最後まで残ったのは、ETX-90/125ECです。まったくの初心者でしたので、初心者向け望遠鏡として紹介されているものを片っ端から検討していましたが、最後は「自動導入」という言葉の響きに負けました。
6. 購入の決め手となった点
剛性感と携帯性(ポータビリティ)のバランス、静粛性、そして自動導入です。
7. 使用した感想
 思っていた以上の導入精度にまずびっくり。子供の頃、エッチラホイと三脚と赤道儀を組んでグルグル微動ハンドルをまわしていた頃とは時代が違うんだなぁ、と実感しました。
しかも口径はこちらの方が大きいのですから、まったく文句なしです。(でも不満足な点はあります。後述)
8. 持っている望遠鏡に使用している主なアクセサリ
セレストロン 25mmPL、天頂プリズム(標準添付品)
PENTAX O-7、10.5XL
笠井 32mmPL
2xバロー
スーパーネビュラフィルタ
9. 満足している点・不満な点
・満足な点
 やはり購入前に期待した通りの導入精度と剛性感、そして素直な光学系ですね。取り回しやすさも許容範囲です。
これ以上に、大きな望遠鏡だとガクッと使用頻度が下がるような気がしています。
 購入前はシュミカセという点に不安がありましたが、慣れてしまえば、光軸調整もそれほど苦になりません。思っていたほど、頻繁には行わなくても大丈夫のようです。
 NexStarシリーズは、8/GT/4と増えてきましたが、私にとってはNexStar5がベストな選択だったと今でも思います。
・不満足な点
 セレストロン独自のスターカタログ番号はダメですね。M、NGC以外の天体を導入する時には事前に変換しておくことになります。そのような機会は多くありませんが、納得いかない点の1つです。
 ファームウェアのアップデートができない点もダメです。ソフトにバグがない訳がないので、この点は妥協してほしくなかったです。サービスはずっと後でも良いから、せめてフラッシュにしておいてほしかったです。RS232C関連のコマンドも貧弱です。せっかくの良い光学系と架台の使われ方を、ソフトの制約で限定してしまっている点が非常にもったいないと思います。
オープンにしてくれたら自分たちで書き直すのですが。それは無理か...(^^)。
< 2001年1月13日現在 >


1. お名前(ハンドル名)
ENA さん
2. URL(お持ちの場合)または,Eメール
3. 持っている望遠鏡
BORG 76ED(ボーグ
4. 購入時期/購入価格
2000年1月に特価品(B品)を店頭で購入。
惑星を拡大撮影できるレベルに揃えるまでが、機材一式で8万円程度。
後から、追尾撮影の環境を整備するために追加投資4万円程度。
5. 購入する際に比較した望遠鏡
特になし。(価格と性能の最大妥協点としての結論です)。
6. 購入の決め手となった点
 とにかく最初は土星の輪を撮ることができれば、という程度に考えていたので、性能の割に安価で、将来の拡張性もあるBORGを選んだ。
7. 使用した感想
 構成がシンプルな望遠鏡なので、稼働率も高く末永く使うことができそう。
8. 持っている望遠鏡に使用している主なアクセサリ
・天頂ミラー(ボーグ?>ENAさん)
・フロントヘリコイドアダプタ(ボーグ)
・LV4/9/20mmアイピース(ビクセン
・μフィルター(ミザール)
・架台は、ミザール微動経緯台と国際光機FJR赤道儀を使い分け。カメラの接続には、ステップアップリングを2つ組み合わせたものを使用。
9. 満足している点・不満な点
・満足な点
 軽量で現在の住環境にピッタリ。メンテナンスがほとんど必要ないので気楽に使用できる。惑星の拡大撮影などにおいても、口径相応の性能は十分に発揮できていると思う。
・不満な点
 セールスポイントのひとつ、対物レンズ交換の点では、100mmEDレンズは76EDからス テップアップするには費用対効果の点でちょっと食指は動かず。
 追尾撮影や自動導入したい人は他社製品の架台と組み合わせて使うことになるが、 せっかくのBORGのコンパクトさを活かせるような製品の選択肢は少ない。
< 2001年1月13日現在 >