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オートスターのファームウェアを更新する
ASU3.xの新機能と使い方

 オートスターの専用ファームウェアアップデートソフト「ASU3.0」。使い勝手がとてもよくなっていたことを発見。ここでは,その概要と使用感を紹介します。





 
Autostar Updater(通称、ASU)は、オートスターのファームウェアアップデートをするために必要なソフトです。後述するように、ファームウェアや天体データを別途ダウンロードする必要なく、ASU上でインターネットを介してファームウェアのROMデータや、最新の天体オブジェクトデータがダウンロードできるためとても便利です。
「ASU3.x」はメニュー操作だけで
インターネットを介したデータの自動ダウンロードができる
 オートスターとフォームウェア,そしてアップデートソフトの概要は,こちらのページで知っていただくとして。ここでは,米Meade.com上で9月6日に公開されたAutostar Update(Autostar Update Client Application for Windows,通称,ASUというらしい)を紹介します。
 最初はたいしたこと無いマイナーアップデートかと思っていたら,そんなことはない。とても大きなバージョンアップだったのです。これはもうゲットゲット。
 
 
■従来までのAutostar Update Client Application for Windows

これが従来のアップデートソフト。はっきりいって,私はどこをどう操作すると,どんな動きをしてくれるのか,把握できていなかったです(汗)
■ASU 3.0 NEW!
これが今回新しくなったバージョン3.x。外観デザインからして違っています。英語版ソフトを日本語Windowsで動かしているために,ボタンやフォントのデザインがズレて見づらいです。まぁしょうがないか,機能には問題なし。クリックすると拡大表示
■ASU 3.0 「アドバンスドファンクション」表示 
「Advanced Function」ボタンを押せば,このようなウィンドウに変わります。ちなみに,この動作環境は,Windows XPのベータ版。クリックすると拡大表示
■ROMファイルが保存されるフォルダ 
インターネットを介してダウンロードされたファームウェアは、\ASU\Ephemerides\に保存されます。このフォルダに手動でROMファイルを置けば、バージョンダウンも可能です。クリックすると拡大表示

 外観だけが変わったかと思うと大間違い。さまざまな機能が搭載されていました。おもな機能は次の通り。


ASU3.xで搭載されたおもな新機能
1.
インターネットを介して「ファームウェア」や「オブジェクト」データの更新が可能
2.
差分データ(彗星や小惑星など)をウィンドウ上で確認しながら転送選択できる
3.
ソフト起動時の状態を選択できるようになった(従来はCOMポートをすぐに監視していた)
4.
Windows 2000/XPでもインストール後から問題なく動作する

 それでは,それぞれの機能をウィンドウ周りのキャプチャと合わせて紹介します。前述したように,英語版Windowsで作り込んだため,フォントの違いからボタン周りのデザインがオリジナルとは異なっている可能性があります。この点は,機能面で問題とはならないので個人的にはあまり気にしていません。

■ オブジェクト追加やファームアップ手順を追って機能を紹介

最新のオブジェクトデータをメニュー操作でダウンロードできる
写真1■起動時の状態を選択できるようになった

以外と地味なところですが,従来のバージョンは起動すると共にCOMポートを見にいったので困っていました。状態が選択できるようになったのでイイ感じ。ネットを介してデータをダウンロードできるため,いきなりCOMを監視することが不自然になったのでしょうね
写真2■オブジェクトデータをダウンロード
この機能が搭載されていたので,このページを作ってみようと思いました(笑)。従来までは,米ホームページ上で「このデータかな?」などと思いながら,リニア彗星などのオブジェクトデータをダウンロードし,適切なディレクトリにコピーする必要がありました。これがメニューから選ぶだけで済むのです(クリックすると拡大表示)。そして,ダウンロード後のデータは写真3のように管理表示されます
写真3■希望するデータだけを選択して伝送できる

上でダウンロードされたオブジェクトデータは,このようにして確認することができます。1つ1つの天体データを確認することができるので,目的のものだけをオートスターに転送することができます。まぁ全部電送しちゃえ…,っと思うのも人情。そう思って操作すると次のような結果になってしまう。クリックすると拡大表示
オブジェクトデータ管理を常に把握できるのがうれしい
写真4■天体データ単体はドラック&ドロップ。まとめての場合は,このボタンを押してエントリー 


写真5■Allを押すとこのウィンドウが表示される


写真6■欲張って全部を伝送しようとするとメモリが足りないとの表示。これはもしかしてAutostarIIでは楽勝ってこと?!
写真4のウィンドウは,写真3で伝送したいデータを選択して,右側のHandBox(オートスター)に伝送予約させるためのボタン。この中の「All」を押すと,本当に全部?などという意思表示のウィンドウ写真5が現れます。

写真6クリックすると拡大表示)が全部を選択してみたところ。クリックすると拡大表示できますが,「-94.603Kバイト」と警告されちゃいました。うーん残念。…,小惑星データはいらないか,などと考えてメモリ内に収まるよう削除すればよいです
ファームウェアもメニュー操作でダウンロードできる
写真7■Upgrade...ボタンを押せばファームアップ開始

          


写真8■ローカルとネット上両方のファームウェアバージョンが参照されます

最後に写真7のボタン「Upgrade Autostar Software Now」を押せばアップグレード開始。

写真8クリックすると拡大表示)も注目すべきところ。うーん便利。パソコン上にあるROMファイルのバージョンと,Meade.comにあるROMバージョンが表示されて,どちらにする?といった選択ができます


■どんなオブジェクトデータがオートスターにメモリされているかも分かる


左側がパソコン上のデータ。右側がCOMポートでつながっているオートスター内の状況。伝送したいオブジェクトデータを,左から右にドラッグ&ドロップしてSendすればすぐに反映されます。そして画像クリックで拡大すると分かますが,ここでの例ではオートスターで37.393Kバイトのメモリが消費されているといったことも分かります



アップグレードが開始されるとウィンドウ左下に経過表示される。この表示だけは,従来バージョンのほうが分かりやすかった。パーセント表示だけでも,把握はできるものの…


現在接続されているオートスターのステータスは,ウィンドウ右下に表示

あえて余談ですが...

起動して最初に気づくこの「無題」。プログラム時に定義されていないからだけれど,コレは悲しい。ぜひ修正してほしいものです,米Meadeさま

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天文用語辞典
- 架台(かだい) : アマチュア向けには主に2種類がある。1つは「経緯台」、もう1つは「赤道儀」。経緯台は比較的構造が単純で済み安価。一方、赤道儀は、ギア構造が伴うため高価となる。自動導入望遠鏡には両架台種別の後ろに「モード」と付く動作モードを持つ。
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