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ETX-125PE ファーストインプレッション
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最終更新日:08/03/2005  
ETX-125PE ファーストインプレッション

  「アライメントの自動化」。ETX-PEシリーズで実現された特徴の1つです。

 従来モデル(ETX-ECやETX-AT、ETX-ECJ)までは、ワンスターアライメント、ツースターアライメントと2通りがあり、まずはホームポジションにセット後、オートスターの電源をオン、そして日時を入力して基準星導入へと進めていました(ETX-PEでも意図的にこの操作をすることが可能です)。

 一方、ETX-PE(#497オートスターのファーム3.3以降)では、「オートマティックアライメント」というモードが追加されており、北の方角へ向けること、そして水平度の調整が自動化されています。結果的に導入精度の追求が向上し、人の手によるホームポジションセットの誤差を最小に抑えられるわけです。
 
 見る晩によって精度のバラツキがあるといった、従来までの人的誤差を軽減することがETX-PEシリーズの狙いです。これは従来のモデルでは意外と追求しづらかった点だっただけに、アライメントの精度向上にセンサーを使ったのはとてもいいアイデアです。

・これまでのETX-PE動向(記事リンク)
2004年10月 米国で新ETX-90PE /105PE /125PE登場
2005年3月 フォトエキスポ2005、ミード ブースレポート
2005年6月 ETX-PE、6月中旬から国内出荷開始

パッケージデザインは、世代を重ねるごとにデザインが凝ったものに。
世代を重ねるごとにパッケージ内の梱包も変わってきている。確か2年ほど前まではダンボールだったはず。
電源をオン。その後時刻入力の画面が一瞬表示されて、LNTモジュールから時刻を検出すると、オートマティックアライメントに移行する。
歴代ETXたち。近く、同じ晩で4モデル縦断の撮影を行ってみるつもり。まだ時期未定ですが、誰か手伝ってぇ。特典は、自ら見比べることができる…、ということでしょうか。
フォーカスノブは、ETX-125の方が経が小さい(上写真左)。上写真右はETX-105。フォーカスノブアクセサリを単純には流用できないので困るところ
オートスターの歴史も感じ取って見るために基板を確認してみたところ、主にディスプレイへのコネクタ結線数が減っており、一部のパーツ配置も変わっていた。しかし、上側のみが変わっているようで、下側は基板上のパターンを見ても変化は無し

オートスターの表示推移
(c) 0 5 M e a d e [34J]
A U T O S T A R
ショキカチュウ・・・・
 
ケイコク
タイヨウヲ マタハ ソノ ......
「5」キーを押す
スタート
オートスター ノ ショウサイ....
「ENTER」キーを押す
アライメント:
 オートマティック
「ENTER」キーを押す
オートマティック アライメント
ボウエンキョウ ヲ.........
「ENTER」キーを押す
スイヘイ ケンシュツ
 ドウニュウ チュウ・・・
ホウイ ケンシュツ
 ドウニュウ チュウ・・・
ケイシャ ケンシュツ
 ドウニュウ チュウ・・・
ケンサクチュウ
 
センター カペラ
 ドウニュウ チュウ・・・
 左の流れは、電源オンから、1つ目の基準星に向くまでのオートスター表示内容を並べてみたものです。

 5番目の表示「アライメント:オートマティック」の直前では、「ジコク」と一瞬表示されます(ある程度の時間?条件によって?時刻保持情報はクリアされます)。この時にLNTモジュールを認識していると思われます。以降、最後の「ENTER」キーを押してから、ここでの場合はカペラに向くまでの所要時間は2分15秒でした。多少長い気はするものの、放っておけばよいので許容範囲かなと思うところ。予め、水平度や北の方角へ大まかに向けておけば、これよりも多少時間が短縮されます。

 しかし、途中にビーとオートスター独特の音が要所で鳴るため、1つ目の基準星を導入した時には、オートマティックアライメントが終了したことを知らせるためにも、ビービーと2回鳴るなどの工夫も欲しいな、と思うところ。

 なお、2005年7月現在出荷のETX-PEにバンドルされている#497オートスターのファームウェアバージョンは、「3.4Ja」です。

右アーム部を見ると、スマートファインダーへつながるラインが見えます。一方底面を見ると、細部の改良点は分かるものの、基本的な構造に変わりはないことが確認できます。
 スマートファインダーの裏面を見ると、上右写真のようになっています。実は、このコネクタを外して電源(オートスター)をオンにすると、従来までのETXのように日時入力へと移るのです。このファインダー部にETX-PEの新機能パーツが結集しており、PEシリーズであることを識別するパーツにもなっているようです。

 スマートファインダー部は、ドットファインダーはもちろん、地磁気方位センサー(北に向かせる機能)、傾斜センサー(水平度を検出する機能)も担っています。ファインダーの水平度が鏡筒の水平度とイコールな関係になることから、こちらの(ファインダー)調整は定期的に確認する必要があります。この点は、鏡筒部に密着固定できなかったのか?LX200GPSのように両軸マウントの上部に固定できなかったのか?と、多少ぐらつきのあるファインダーとの同化に疑問が残るところです。
  なお、このモジュール部は英語版マニュアルにも「LNTモジュール」と記されていました。MeadeはETX-PE開発時、センサー類を設置する場所を考えてドットファインダーも兼用させようと思ったのでしょうか……。それとも発想が逆?興味深いところです。
 
   
 肝心な導入精度は?といえば…。晴れないので検証できず…(汗 以降、試してレポートする予定です。



オートマチックアライメント時、日時入力は必ずしもスキップされない。
オートマチックアライメント時の鏡筒は、時計回りに動く。北から多少でも時計回りにズレていると、自動で南をホームポジションとする場合がある。

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天文用語辞典
- ETX : 米Meadeが販売をしているアマチュア向け天体望遠鏡シリーズの1つ。手のひらサイズのコントローラ(オートスター)をつなぐことで、天体をメニュー操作で自動導入することができる。2003年7月現在、4モデル(ETX-70AT、ETX-90EC/105EC/125EC)が正式ラインアップされている。
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