自動導入望遠鏡に付属するコントローラの操作性を感じられるよう、その使い勝手を比較したものです。 日ごろの操作性に関わる注目すべきところは、オートスターは最終観望日時だけはメモリされている点(ロケーション指定は初期設定時のみ)、NexStarコントローラは全くメモリされていない点、STARBOOKはバックアップ電池が内蔵されているため、電源オンと同時に星図が動き出しているという点です。 ■電源オンからアライメントまで
見逃しやすい点ですが、基準星へ動き出すプログラムは、オートスターでは経緯台、赤道儀モード共に内蔵、NexStarコントローラでは経緯台モードのみ内蔵、STARBOOKはモードなどなく手動のみです。基準星へ動くプログラムが無いということは、自らで基準星を探し出し、北の方角から手動で視野導入させる必要性があるということです。しかし、STARBOOKはコントローラ上で常に星図が確認可能なため、NexStarの赤道儀モードのように実視界上で探し出すのとは感覚が異なります。 ■天体導入操作 |