私のLX90-20は観測中にRAが動かなくなるトラブルに見舞われたことがあります。
これは電源再投入で復帰できました。
もっと困っているのはDECロックのネジが磨耗して締まらなくなっていることです。
締めすぎはいけないということなのでしょうが機材を同架すると避けがたいので辛いところです。

保管で気をつけなければいけないのは高温と多湿です。
車内放置の高温で副鏡が脱落することがありますし、地面からの湿気があるところに保管すると光学系はカビます。
ミード製品はステンレス、アルミ、樹脂の構成ですから錆はあまり気にしないでいいようです。
錆が問題になるとすれば稼動部の噛り付きで、これは長期保管時が怖いです。
むしろ、埃の方がグリスの劣化や光学系への付着があっていやらしいです。
電源については意外とタフなようですが、低電圧は誤動作の原因のようです。
高電圧側のチャレンジャーは今のところいないようですが、ひところ公称１２VのACアダプターが１４V出していた騒動がありました。
一番怖い電源トラブルは電池の液漏れではないでしょうか。

結局、適度に使い続けることが望遠鏡には一番いいようです。