Inside LPI Camera お馴染みのScopeTronixで「Large Accessory Ring for all ETX90/105/125」と、「Thread On Solar Filter for all ETX105」を入手しました。環境の差はあるものの、Billさんの星雲、星団写真に感化され、どうにか写野角を広げたいという模索と、金星の日面通過に備えたものです。 写野角については、しゃあさんのサイトや、こちらがとても具体的に書かれており、参考になります。そしてまずは、いつもの行き当たりばったりを反省し、CMOSチップのサイズから調べ出すことに。 注:開けるとメーカー保証を受けられなくなる可能性があります。自己責任にて、ご注意を…。 予想以上に良い像を見せてくれるLPI Camera。そのチップにはどこのメーカーの物が使われているのかが気になり、中身を拝見することに。 赤外(IR)カットフィルタは、写真のようにケース側に接着されている。 CMOSチップは、Sonixの「SN9C102」。検索して見つかったデータシートはこちら。 主なチップ仕様はと見てみれば、9ビットCMOS、そしてチップサイズはというと、1/2×1/4インチとウィンドウサイズしか書かれていない。 困った時の頼み綱、Autostar Suite MLで聞いてみると、誰かが計った数値でありメーカー公称値ではないようだけれど、すぐにご返答をいただけた。感謝…。
他にこのチップを使っているWebカムとしては、このような製品が。ほかにも見つかったページでは、こんなにも多彩なデザインが…。これは違った意味でスゴイ、見入ってしまう。これが韓国パワーでしょうか。 ■写野角を広げたい… LPI Camera with a ETX-105
LPI Camera with a ETX-90
レデューサーの手持ちは、f/6.3のタイプ。やはり、f/3.3程度には短縮したい感じ。 ETX-105で写野角確認…(05/15/2004)。以下は、640×480ドットでキャプチャし、リサイズしたもの。ちなみに月齢25。月は30分角とのことなので…、これならば15分角の太陽はほぼ入るかな。でも、もっと角度が広がってほしい…。
標準直焦点での太陽。デカ…(汗
やっと満足な視界が得られるレデューサーが……。(2004/10/14更新) フォーカルレデューサー、「F-0.6FR」 (Steve Mogg, http://webcaddy.com.au/astro/adapter.htm) PayPal決済にて、計104ドル、50gのエアーメールで10日ほどで着。PayPalは、クレジット連携の拡張オプションが使用できるまで、40日ほど掛かってしまった。長い…。ちなみにクレジット決済の請求額は、11,772円(2004年10月現在)でした。 下写真3組は、ETX-105に左側写真構成でそれぞれ直焦点、そして「LPI Imaging」で映してキャプチャしたものです。 これだけ明るさに変化があるのも実感し、興味深いところ…。2段重ねでもオリオン大星雲全景とはいかないものの、まぁかなり満足いく写角に…。
驚くのは、上写真、F-0.6FRを2段組の写真をよく見ると分かるかと思いますが…、同じ商品のはずがバレルの高さが違う(^^;サスガ…。まぁいいや(諦。 |