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Meadeニュース : フォトエキスポ2005、ミード ブースレポート
投稿者: Yoshi-K 投稿日時: 2005年03月19日 (10137 ヒット)
Meadeニュース

2004年に続き、今年もビッグサイトで開催の「フォト イメージング エキスポ」へ行ってきた。
http://www.pie2005.jp/

そこで、ミックインターナショナルブースをレポート。

約30分間見ていたところ、かなりの人がブースに訪れていた。かなり盛況では?

 
目玉の1つ。ETX-PEシリーズ(ピンク調M42が印刷のものはETX-90PE、右上写真はETX-125PE)。気になっていた鏡筒印刷の質感は、ウ~ンと悩む。もっと高解像度な印刷だとうれしかった。そして、肝心な性能面、LNT(Level North Technology)のオートアライメント自動化具合は、電源オンで基準星導入までノータッチな様に感激。会場では実際に星を見ることができなかったため、その精度については不明。なお、右下写真ファインダー横に見えるジャック端子は、調べたところこちらにもある「Atomic Time Update Module for ETX-PE and LX90 LNT」がオプションで付くらしい。ん…、原子?電波時計?国内で使える設定にできるのだろうか。
 
担当者曰く、PEシリーズは5日前に入荷したばかりのため、使用感もまだ不明とのこと。
商品スケジュールについても聞くことができ、これを機にオートスターの3.3Et?でファームの日本語化、そして発売は5月を予定、価格はETX-90PE/105PE/125PEそれぞれのモデルで現行より約2万円程度の上乗せに抑えるという。パッケージには、本体と#497オートスター、#884フィールド三脚、そして「AutoStarSuite AE」が含まれるため、機能性アップも入れると実質値下げともいえる設定(パッケージ内容はUS発表時のニュースで)。もちろん鏡のコートは、UHTC。オートスターのファームウェアは、操作上で「3.3Et」と確認(12月リリースのもの)
レベルセンサーと磁北極センサーが実際にどのようなハード実装になっているのか、興味津々…。
 
等倍ファインダーは、光害多い地域ではつらいため個人的にはうれしくない。しかし、Meadeらしくこの部分にも電子制御が及んでおり、基準星に向いてからドットLEDが点灯するという仕掛け。よって、電源は本体から供給されており、ファインダー取り付け部は従来モデルと比べカバーのような追加がある。中身を見てみたい。しかし…、ここまで完成度を高めていると、下手に光学ファインダーを追加したい熱が冷めてしまう。その気持ちも最後は、LNTによる導入の精度によって決まるところか。

 
もう1つの目玉は、「LX90-LNT」。こちらもETX-PE同様のレベルセンサーと磁北極センサー搭載を始め、ウォームギアの質にこだわっており、追尾精度追求が注目なところ。LX200-GPSにどの程度迫るのかが気になるところ。

そしてもう1つ気になったのは、国内オリジナルモデルだという下写真の「NGC-9×63」。三脚込みで3万円前後を予定していると言い、マウントは米国モデル「NEXT GENERATION」と同じ。個人的には前々からスタイリッシュなデザインが気になっていたところ、このような形で国内発売とは驚き。操作性は、オートスターがそのままマウントに内蔵されたようなイメージであり、表示内容はほぼ#494オートスターと同じような感じと思われる。私的には、ETX-PEの次に気になった。
 
そして…、ミックインターナショナルブース以外にも、ビクセン、ケンコーのブースでも見入ってしまうものが出展されていた。そのレポートは、別ページへのリンク予定で後送…。
ケンコーの自動導入参入は意外!?であり、興味津々担当者へいろいろ聞きまくった…。

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天文用語辞典
- 分解能(ぶんかいのう) : 天体望遠鏡の光学性能を知るための指針の1つ。見る天体の細部をどの程度の分解力で認識できるかである。主鏡と対物レンズの口径によって決まる。目安は、口径30mmが3.87秒、40mmが2.90秒、50mmが2.32秒、80mmが1.45秒、100mmが1.16秒、150mmが0.77秒、200mmが0.58秒。
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