米Meadeは、新たなデザイン、新たなコンセプトのドイツ式赤道儀「Max Robotic German Equatorial Mount」を発表。
スペック上ではマウント種別として「Robotic Equatorial」とも呼んでいる。赤道儀自体の価格は、米国現地で14999ドル。口径16インチ(400mm)のリッチークレチアンとのセットで21999ドル、新たな発表の口径20インチ(450mm)リッチークレチアンとのセットで29999ドル。共にRCX400シリーズと同等以上の光学系を搭載する最もハイエンドモデルに位置する製品。
制御を行うソフトウェアには、オートスターベースで拡張を行ったものを内蔵と書かれており、Web経由のリモートコントロールもサポートとある。また、RCX400同様に鏡筒内冷却機構の内蔵、鏡筒交換の容易さもアピールしている。ページデザインにもプレミアム感があることからも、ハイエンドモデルとしての作り込みと、現在考えられるMeadeのテクノロジーがすべて詰まっているほどの自信が見て取れる。
Celestron同様、今回の製品発表でMeadeもハイエンドモデルはドイツ式マウントで固めたのかと感じるところ。そして、このカラーリングと質感、すばる望遠鏡を彷彿とさせると感じたのは私だけ?
これまではフォーク式がMeadeのイメージだったものが、続々とドイツ式赤道儀を投入してきたことで、Meadeはイメージ払拭とともに新たな局面を迎えているのだろうか。今後のローエンドモデル動向も気になるところ。
http://www.meade.com/maxmount/
http://www.meade.com/maxmount/design.html