デジタル化を加速する意欲的な新製品、
「Meade LPI Imager」
http://www.meade.com/autostar/lpi.html
「Meade Autostar Suite」
http://www.meade.com/autostar/as_suite.html
が公式サイトで公開されています。
「Meade LPI Imager」パッケージは、CMOS(取り込み最大解像度640ドット×480ドット)で最長15秒露出が可能なWebカム「LPI Camera」と、その制御と画像処理を行うソフト「LPI software」が同梱された製品。カメラとPCの接続はUSBバス。そして、後述のMeade Autostar Suiteとの連携もあるようで、オートガイドも実現し、そのためにはシリアルケーブル接続とのこと。ん?ここでUSB-シリアル変換ケーブルを使うとすると、USBケーブル2本になることに。
「LPI software」は、LPI Cameraを制御する機能を持ち(ツール「Magic Eye」でベストフォーカスポジションを探れる、などと書かれてますね)、撮像した画像を処理するソフト(ん?ソフト解説では最長16秒になっている、謎)。残念ながらWavelet処理の記述は無し。一般的な画像処理ソフトと同等コンセプトのようです。
次に挙げるAutoStar Suiteを含め、個々のソフト名が幾つか出てきますが、どう統合するのか、あるいは個別ツールなのか(たぶんこっち)、現段階でのサイト情報からは不明です。
「Meade Autostar Suite」パッケージは、メインとなるのがオートスター制御を前提とするプラネタリウムソフト「Autostar Suite Software」。そして、LPI Cameraと連携することでオートガイドも実現するとの記述が見られます。さらに、Meadeならではの特徴は、オートスターの天体オブジェクトデータをインポートすることでプラネタリウムソフト上に表示可能となる点。まさにオートスタースイートだ!
そして、「Autostar Control」機能では、天体を一覧から選出することで導入、というアプローチも。
そして…、意欲的だと感心してしまったのが同梱するソフトの「Observatory Dome Controller」。IPアドレスが割り当てでき(つまりサーバソフト?)、インターネットを介して望遠鏡コントロールが実現可能とのこと…。よくぞここまでパッケージ内に含めたものです。すばらしい。
肝心なETXオートスター(#497)には、ファームバージョン3.0Ebにて対応済みです。
その後のフォローは、Shinさん率いるBBSにて