米Meade.com上でETX-PEが公式発表。
http://www.meade.com/etx_premier/
情報内容としては、10月10日既報から特にアップデートは無し…。
しかし、フと気づくと、オートアライメントの解説にある「You just enter your location or zip code.」、ローケーション、あるいはzip code(いわゆる郵便番号)の入力で可能、という記述からは、日本の郵便番号までをカバーできるのか?などと思いはよぎるところ。
ロケーション(地域)項目は、現行オートスターでも電源オフで記憶されているだけに、操作性はいまだおぼろげで、はっきりと読み取れない感じ。(これは単に、初期設定時についてだけかも…)
米国でのMeade Elite Dealersからの発売という点も公式なリストアップ。
さて、国内展開はいかに…。…、まずはDeep Sky Imagerですね…。
StarGPSの方向性は、ETXの標準搭載に…。そして、LX200-GPSのレベルセンサーもいよいよETX標準へ。UHTCを除き、大きな変革は1997年のETX-EC発売、2001年のアルミダイキャスト採用以来で、3年ぶりの新展開となる。
掲示板でShinさん発の投稿にもあるように、米MeadeからETX-90/105/125の新製品が発表。「Premier Edition」として、それぞれがETX-90PE、ETX-105PE、ETX-125PEのモデル名で登場間近(米国)。
Photo by Meade Instruments.
外観では、90PEにオリオン大星雲(M42)、105PEに回転花火銀河(M101)、125PEに北アメリカ星雲(NGC7000)が鏡筒に印刷され、インパクトさが相乗に。ファインダーは、従来の光学式から外観のスタイリッシュさを演出する等倍ファインダーへ。
肝心な機能面では、アライメント時のホームポジションセットを軽減する「北」と「時間」のセット省略が実現されたのが大きなところ。リリースからは、次の3つに該当するものの、それぞれが独立した(メニュー)機能なのかは不明。個々がどのようなハード搭載なのか、ソフト(Autostar)による搭載なのか。
・Electronic level sensor
・Electronic magnetic North sensor
・High precision internal clock
いずれにせよ、北に向けることと、時間を入力する手間が軽減されるのは間違いないところ。大きな進化でしょう…。
また、米Meadeは特許を取得し「Level North Technology」というロゴまでを作る力の入れよう。
ほかの標準付属品としては、「AutoStar Suite AE」と「#884」フィールド三脚が含まれるように。
AutoStar Suiteは、「Astronomers Edition」(AE)と呼ぶLPI Camera無しのPCと接続するための基本セットが標準バンドル。そして、米国ではATシリーズになってから、#884フィールド三脚が事実上の標準同梱になっていたものが、今回のPEでも継続。
以上の内容で、OPT発表による価格は、
ETX-90PE(745ドル、UHTC)
ETX-105PE(970ドル、UHTC)
ETX-125PE(1,190ドル、UHTC)
現行製品が次の価格。
ETX-90AT(645ドル、UHTC)
ETX-105AT(995ドル、UHTC)
ETX-125AT(1,090ドル、UHTC)
PEは、約100ドルの上乗せになっていることが分かる。
ところで、ETX-90PEはアルミダイキャスト構造なのだろうか…。そうならば、ETX-90PE欲しい…。
2004年11月から、下記リンク先広告が米国天文誌で掲載開始とのこと。
http://www.optcorp.com/pdf/Meade/ETXPE.pdf
「Meade Atomic Time Update Module for ETX & LX90-LNT」なるパーツの存在も確認(10月13日)。より高精度な時刻保証をするモジュールとのこと。
なお、以上すべて、国内での展開は現在未確認。
米Meadeの株価、最近好調なようで。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=MEAD&t=3m&l=on&z=m&q=l&c=
ETX & Autostar WebRingに「天体観測のページ」を追加。
また、リング維持のためにメンテを行い、バナーが見あたらないページに退出いただきました。
・ETX & Autostar WebRing
http://etx.galaxies.jp/webring.html
Meade.comのETXコンテンツに「Virtual Classroom - ETX-AT Series」と題した使い方ビデオが掲載。21チャプターに分かれ、英語が苦手でも雰囲気を感じ取るには十分。ぜひ日本語版もほしいところ…(情報発:ShinさんDiary Sep/28/2004)。
http://www.meade.com/educational/etx%20videos/index.html
アストロアーツは、7月20~8月31日まで、同社オンラインショップで5,000円以上の購入者にETX-70AT(1名)などをプレゼントするキャンペーンを実施中。
http://www.astroarts.co.jp/shop/category/summersale-j.shtml
国内総販売元のミックインターナショナルは、ETX-90ECJ/105ECJ/125ECJ、DS-2114ATS/DS-2070AT購入者を対象として、先着1000名に天体観測三種の神器をプレゼントするキャンペーンを実施中。期間は2004年8月31日まで。
ミックが定義する天体観測三種の神器とは、下写真のように左から「高輝度ネックライト」、「オリジナル星座早見」、「方位磁石」のこと。
Photo by MIC INTERNATIONAL.
なお、ネックライトは松下電器産業の市販品。こちらなどから購入が可能。
アストロアーツのソフトウェア「ステラギア」が、バージョン1.1へのアップデータ公開を機にオートスター(オートスターII)に対応。
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/07/05stlgear11/index-j.shtml
http://www.astroarts.co.jp/products/stlgear/spec/index-j.shtml
ステラギアは、ビットラン、SBIGの冷却CCDカメラ制御が前提の製品。このため、強度有り余るLX90との組み合わせを除き、#497オートスター対応はアンバランスなところ。
「ユーザーの声」コーナーに、「irisa」さんからいただいたコメントを追加。どうもありがとうございました。
ユーザーの声 (ETX-90EC/90ECJ)
「Weasner's ETX Site」のWeasner氏(世界中でいちばん名の知れたETXユーザー)とのやり取りの中で…、奥さんが日本生まれだったと初耳。2007年に来日する予定とのコメントも。
ぜひ、その時は講演をしていただきたいものです。
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> I want to meet Mr. Weasner some day.
Thanks. My wife has been hinting that we may be visiting Japan in 2007. She was born there.
ずっとやってみたかったけれど面倒なので避けていた、設定による見え方の違いを網羅し、あらゆるシーンでも数値管理を行うためのプロジェクトです(^^;
「Meade LPI Imagingの設定値を探る」
しかし、まだ始めたばかりで、網羅数が少なすぎます。撮った後に始めようと思ったので…。また、SOL1ということで。