米MeadeがDeep Sky Imagerの2世代目となる新製品ポイントは、CCDセンサーの変更(従来のICX429からICX429AKLへ)、それに伴う感度の向上、温度センサーの搭載という基本に忠実といえる画質の向上。
DSI II(Deep Sky Imager II)として米Meade.com上で発表されている。国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/dsi_ii/
http://www.meade.com/dsi_ii/specifications.html
スペックを見る限り、CCDセンサーの変更と温度管理のソフトウェア対応?以外、変化は見られない。
米Meadeは日本時間で5日、LX200の新シリーズ「LX200R」を発表。
いちばんの特徴は、リッチークレチアン(Ritchey-Chrétien)の光学系を採用したこと。ハッブル宇宙望遠鏡と同等の光学系を手中に…、といったキャッチコピーと共に、口径203mm、254mm、305mm、356mm、406.4mmの5モデルが用意されている。価格は、ドルで2499~11999。
コストアップはあるものの、事実上、LX200GPSからのアップグレードとしてラインアップされたものと思われるところ。国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/lx200r/
また、LX90シリーズにも変化があり、「LX90GPS」として新たな発表があった。こちらの光学系は、現行通りのシュミットカセグレン。LX200GPSと同等の電装系が搭載されたと考えればよいところ。こちらも国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/lx90gps/
これでETXへのGPS搭載がカウントダウンとなっているような……、気がするのは私だけ?
現行ファームウェアで実現しているのか? 今後のファームで更なる改善を行うのか? 米Meadeは、3つのオブジェクト(恒星)さえ探せば容易にオートスターが機能する……。そう印象づけるオートスターのアライメント手法を特許取得。
「AutoAligin」にTM(トレードマーク)が付加された。
専用のページも用意されており、機能にもブランド指向を根ざしていくセンスに感心。
http://www.meade.com/autoalign/
こちらにもビデオが用意されており、映像で与えるインパクトに、米Meade.comは開花しつつあるのか。
米Meade.comの更新が行われ、ETX-80-TCを始め、DS-2000やDeep Sky Imagerなど、インストラクションビデオが各種揃えられた。これまでにもETXはあったが、DSIも揃えることでノウハウ提供を促進していると思われるところ。
DSIの機能はもはや、製品バンドルのPDFでは語り尽くせていないため…、完全解説書の登場も期待したい。
Instructional Videos
http://www.meade.com/educational/
英語が解読不明でも、映像で把握できるのがうれしい……。
Meade製品の国内総販売元のミックインターナショナルは、Meade製品の公式ノウハウ公開や、ユーザー間のディスカッションをサポートするコミュニティーサイトの開設を予定している。
同時に公式サイトもリニューアルし、Webでの情報展開を促進させる狙い。
http://www.micint.co.jp/
Meadeの動向として注目の出来事が1つ。
2006年に予定されるものとして、ETX-PEやLX90-LNTにも搭載されている「Level North Technology」(LNT)が、早期にDS2000シリーズへも採用することが噂されている。情報筋からのもの。
登場間近のETX-80ATには搭載されないものが、DS2000シリーズに搭載というのが興味深い。LNT自体は、完全独立されたハードウェアモジュール構造であり、オートスターさえファームウェアで対応すればサポート可能なことが採用できた理由かもしれない。
そうとはいえ、「いよいよLNTは、プレミアムな存在ではなくなる」ことに…、2006年展望の一端が垣間見られるよう。
17日追伸:米Meade.com上で情報公開された。
http://www.meade.com/starterscopes/ds_series.html
米Meade.comによると、同社がドブソニアン式の2モデル、6ラインアップを発表した。手軽さをアピールし、大口径でありながら携帯性に優れるものだとキャッチアップしている。一般的なドブソニアンに習い、特にオートスターなどの電気系統は含まれない。
http://www.meade.com/lightbridge/
「LIGHTBRIDGE」の製品名で8インチ(200mm、496ドル~)、10インチ(250mm、649ドル~)、12インチ(300mm、949ドル~)が揃えられる。
国内での展開は未確認。
ミード製品国内総代理店のミックインターナショナルは9月2日、「ミード火星キャンペーン」と題し、LX200シリーズ、ETX、LX90、RCX400シリーズ(ETX-70ATを除く)を10月30日までに購入した先着100名に対して、「LPI with Autostar Suite」をプレゼントするキャンペーンを発表した。
http://www.micint.co.jp/new.html
Meade製品国内総代理店ミックインターナショナル発の情報によれば、6月20日から8月31日までにLXやETXシリーズ購入者に対し、5~20万円相当のアイピースセットをプレゼントするキャンペーンを実施とのこと。
http://www.micint.co.jp/new.html
Meade製品国内総代理店ミックインターナショナル発の情報によれば、ETX-PEシリーズ(ETX-90PE、ETX-105PE、ETX-125PE)がいよいよ6月中旬から国内出荷とのこと。LX90-LNTも同時出荷開始。
価格は販売店「ニュートン」によれば、ETX-90PEが126,000円、ETX-105PEが157,500円、ETX-125PEが199,500円(共に税込み価格)。また、現行モデル(ETX-ECJシリーズ、米国モデル名ではETX-ATシリーズ)は、ETX-PE登場後も併売継続。PEとECJの価格差は1万円程度以内に抑えられた(同店の場合)。
LX90-LNTは294,000円(税込み)。
一方、楽天市場では、従来モデル以外、6月8日現在、各店共にまだETX-PEシリーズが掲載されてない模様。