4月5日発売の月刊誌「星ナビ」5月号に、Autostar Suiteのレビュー記事(2ページ)が載っています。
今回、私が書かせていただきました…。LPI Imaging(製品パッケージ構成だけで)サンプル天体写真を揃えることに限界が見え、比較的ショボいものになってしまい、今後の課題でもあります。
3月1日から4月30日まで、ミックインターナショナルが#497オートスターのファームウェアバージョンアップサービスを実施中。
対象となるのは、国内購入の#497オートスター。アップグレード価格は、2,730円とのこと。
詳細は、ミックインターナショナルサイトで。
http://www.micint.co.jp/user/user.html
米Meade.com発の報道によれば、同社の「Autostar Suite」が米国誌「Popular Mechanics」のエディターズチョイスアワードで受賞をしたとのこと。
米国の科学雑誌「Popular Mechanics」http://popularmechanics.com/
では、毎年、革新性や発明、デザインやエンジニアリングの観点などから、優れていると認められた製品に与えられるエディターズチョイスアワードを発表している。
今回の受賞発表は、先ごろラスベガスで開催された「Consumer Electronics Show 2004」(CES 2004)会場で行われたとのこと。
情報筋によると、2004年初頭に発売されるAutostar Suiteは19,800円(予価)とのこと。USショップ価格では、150ドル程度なので、これならばいい線かな。ミックさん頑張るようで…。
そして、USではSMTとバンドル扱いですが、国内では別にラインアップされる模様。
気になるのは、既存#497オートスターユーザーが購入する際、Autostar Suiteに対応するバージョン3.1ファームを、どのような手続きで入手するかの点。
日本語カナファームは作成中らしいですが、それをどのように…。
ETX-90/105/125、LX-90のオートスター(#497)用ファームウェアが、約2か月ぶりで「3.1Ee」にアップデートされています。
http://www.meade.com/support/auto.html
このリリースでは、主に月食ツアーやオートガイディングにおけるシリアルコマンド修正、そして興味深いのは、コントローラの上下左右が逆に動くメニューが加わった(Select Item -> Setup -> Telescope -> 「Reserve L/R」 -> ON/OFF)。視野導入した像とコントローラの操作を一致させることが目的のよう。いずれの変更も、ツアー以外はAutostar Suiteにおけるものだと、想像ができます。
注意:アップデートをしたところ、3.1Eeへのアップデート完了後、オートスターの操作で赤経モーターが動きっぱなし状態になりました。よってアップデート時から赤経クランプをゆるめておくことをお勧めします。この動きっ放しになった場合には、Select Item -> Setup -> 「Reset」を実行すれば止まります。
情報筋によると、国内発売予定の「Autostar Suite」は(10月1日ポストの参考記事)、「Jバージョン」といえるカスタマイズが行われているとのこと。
価格設定は気になるものの、日本語化による使い勝手へ期待したいところです。
USのYahoo! Groupにてメーリングリスト「Autostar Suite group」
が開設されています。
「Autostar Software」と「LPI」についてディスカッションされるようです。
http://groups.yahoo.com/group/autostarsuite/
デジタル化を加速する意欲的な新製品、
「Meade LPI Imager」
http://www.meade.com/autostar/lpi.html
「Meade Autostar Suite」
http://www.meade.com/autostar/as_suite.html
が公式サイトで公開されています。
「Meade LPI Imager」パッケージは、CMOS(取り込み最大解像度640ドット×480ドット)で最長15秒露出が可能なWebカム「LPI Camera」と、その制御と画像処理を行うソフト「LPI software」が同梱された製品。カメラとPCの接続はUSBバス。そして、後述のMeade Autostar Suiteとの連携もあるようで、オートガイドも実現し、そのためにはシリアルケーブル接続とのこと。ん?ここでUSB-シリアル変換ケーブルを使うとすると、USBケーブル2本になることに。
「LPI software」は、LPI Cameraを制御する機能を持ち(ツール「Magic Eye」でベストフォーカスポジションを探れる、などと書かれてますね)、撮像した画像を処理するソフト(ん?ソフト解説では最長16秒になっている、謎)。残念ながらWavelet処理の記述は無し。一般的な画像処理ソフトと同等コンセプトのようです。
次に挙げるAutoStar Suiteを含め、個々のソフト名が幾つか出てきますが、どう統合するのか、あるいは個別ツールなのか(たぶんこっち)、現段階でのサイト情報からは不明です。
「Meade Autostar Suite」パッケージは、メインとなるのがオートスター制御を前提とするプラネタリウムソフト「Autostar Suite Software」。そして、LPI Cameraと連携することでオートガイドも実現するとの記述が見られます。さらに、Meadeならではの特徴は、オートスターの天体オブジェクトデータをインポートすることでプラネタリウムソフト上に表示可能となる点。まさにオートスタースイートだ!
そして、「Autostar Control」機能では、天体を一覧から選出することで導入、というアプローチも。
そして…、意欲的だと感心してしまったのが同梱するソフトの「Observatory Dome Controller」。IPアドレスが割り当てでき(つまりサーバソフト?)、インターネットを介して望遠鏡コントロールが実現可能とのこと…。よくぞここまでパッケージ内に含めたものです。すばらしい。
肝心なETXオートスター(#497)には、ファームバージョン3.0Ebにて対応済みです。
その後のフォローは、Shinさん率いるBBSにて
ETX-90/105/125のオートスター(#497)用ファームウェアが、2月19日の2.6Ed以来、約7か月ぶりで「3.0Eb」にアップデートされています。
http://www.meade.com/support/auto.html
このリリースでは、AutoStar Suiteのシリアル制御コマンドを追加がメインとなり、モーター異常時の照合を改良、赤道儀モードで許容範囲を超える高度時の動作変更などです。
お約束通り…、久々のアップデートではすぐにバグフィクスが出るかもしれないので様子見がよいでしょう。
最近、米ETX Mailing listで話題沸騰の「StarGPS package」。これは、#495および#497オートスターでGPSをサポートすべく、アドオンパッケージとしてユーザー?が独自展開されているもの。そう、ETXとは限定されず、オートスターに対応されたもの。米国のノリはもの凄い…。
そのインフォメーションサイト(http://www.stargps.ca/ )を見ると、詳細が明らかに。さぁ、この展開はMeadeがどのように見るか。期待したいところ。
しかしまぁ、このGPSユニットが格安…(http://www.stargps.ca/GPS.htm )。ありがちな、位置をつかむまで1分以上、といったことはないのでしょうか。スペックでは、MAX45秒と書かれている。LX200GPSは何秒なのだろう。
急遽、手に入れることになりました!(21日1:21) 到着後、もちろんレポートします