今年になって1か月以上、放置していました……。
天文イベントカレンダーに2006年の主要イベントを登録しました。以降、夏の星祭り等、追って登録していきます。
http://etx.galaxies.jp/modules/piCal/
Meade製品、国内総販売元のミックインターナショナルは6日、同社のホームページをリニューアルした。LX90LNTを始め、5000シリーズアイピースなど、現時点で扱われている最新の情報にアップデートされた。
http://www.micint.co.jp/
また、#497オートスターの日本語ファームウェア3.4Jのアップデートサービスについても掲載されている。
http://www.micint.co.jp/support/supp_index.html
追伸: この3.4Jアップデート、2005年6月にも開始されていたはず。今回の掲載では、3.4Jaではなく「a」以降のマイナーアップデート? という位置付けなのだろうか? 不明。
ぜひ4.0以降のカナバージョンが待たれるところ。
米Meadeは、コミュニティーサイトMeade4M Communityを2005年6月に開設後、特にユーザーへの情報配信を強く意識している。それを印象付けるかのように、Meade4M(http://www.meade4m.com/ )では、活発なニュース配信が続く。
その米Meade製品、国内総代理店であるミックインターナショナルは2月1日、ミード製品を中心とする情報とノウハウを共有することを目的とした「ミード・ディスカッション・フォーラム」を開設。米Meadeと同じくコミュニティーがポイントでありながら、異なったコンセプトであるフォーラム中心の展開に。
http://meade.jp/
ミードの全製品を対象としたそれぞれのコーナーを用意し、ユーザー間の情報交換を加速させることが狙いだと思われる。
コミュニティーといえば…、内容が重なるものの、先ごろのAutostar Suiteのアップデータが有償化されるなど(関連ニュース)、米Meade.comからの情報が今後は一部マスクされる可能性も出てきており、国内でのサポート動向が注目されるところ。
ミード・ディスカッション・フォーラムでは、サポート情報を広く周知してもらうことも目的としているようであり、今後の展開に注目したい。
ETX-70/90/105/125、LX90、LXD55/75、DS-2000サポートの#497オートスター向け英語版ファームウェアバージョン「4.1Ec」が、Meade.com上でリリース。
http://www.meade.com/support/auto.html
アップデート内容は、LX90のGPS対応を始め、LX90アクセサリー#909の対応(参考リンク)、DS2000シリーズのLNTモジュール対応など、先頃発表された新製品に対するものとなっている。
米Meadeは、Autostar Suiteのソフトウェアアップデートを2005年9月以来、計4回目となる「AutoStar Suite Update 4」をリリース。Meade.comで公開された。
http://www.meade.com/autostar/update/
大きな変化として、今回からは米Meadeのコミュニティーサービス「Meade4M」の会員であれば無償、非会員であれば9.95ドルという有償化へと移行された。
しばらく前より、Meade4M(http://www.meade4m.com/ )では配信記事の閲覧も会員向けへと限定していたため、既に基盤は整えられていたと見られる。
ダウンロードは12MB。アーカイブには、PDFが含まれており、DSI_Drizzle_Part_1.pdfが15ページ、DSI_Drizzle_Part_2.pdfが13ページの内容で、新機能Drizzleについて画像と共に解説している。ほかにもDSI_manual.pdf(国内版オートスタースイートに翻訳同梱されているものと同等内容)、MANUAL.pdf、IPManual.pdf、PEC Tool instructions.pdf の6つのドキュメントが確認できた。
なお、Drizzleの解説が操作時の画像も含めたかなり詳細なもののため、今回からは有償化へと踏み切った理由の1つと思われる。そして、Update 4のアップデート内容自体も、次のようにかなり大きな機能アップであることが分かる。
Update 4の変更点は、
1) New Zoom Feature
ソフトウェア上では、導入されている天体が銀河や星雲、または惑星なのかなど、判別を行うようになった。また、ピント合わせを正確に行えるよう徐々に拡大をしていく処理も含まれる。
2) Improved Color Algorithm
ソフトウェア上で改良カラーアルゴリズムが搭載された。Lunar Planetary Imager、Deep Sky Imager、および新たなDeep Sky Imager IIすべてで有効なもの。
3) High Gain feature
「High Gain」のチェックボックスをオンにすると、ソフトウェア上で手軽に感度を向上させることできるようになった。ただし、Deep Sky Imager特有の機能であり、LPIやDeep Sky Imager IIでは選択できない。
4) Web Exposure
Web掲載を狙いとして、常に上書きのファイル保存モードを搭載。
5) Single exposure
1枚のみの撮像を狙いとして、撮像後には自動停止をする。
6) Track Last button
「Track Last」ボタンを押すと、望遠鏡が位置する現在位置まで追跡することの代わりに、追跡された最後の位置まで移動する(※ いまいち訳から意味不明でした)。
今回、偶然にもMeade4Mに入会していたため確認できたものの…、今後も有償化が前提になってくると、いっそうミックインターナショナルのサポート動向が重要になってくると思われるところ。
米MeadeがDeep Sky Imagerの2世代目となる新製品ポイントは、CCDセンサーの変更(従来のICX429からICX429AKLへ)、それに伴う感度の向上、温度センサーの搭載という基本に忠実といえる画質の向上。
DSI II(Deep Sky Imager II)として米Meade.com上で発表されている。国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/dsi_ii/
http://www.meade.com/dsi_ii/specifications.html
スペックを見る限り、CCDセンサーの変更と温度管理のソフトウェア対応?以外、変化は見られない。
米Meadeは日本時間で5日、LX200の新シリーズ「LX200R」を発表。
いちばんの特徴は、リッチークレチアン(Ritchey-Chrétien)の光学系を採用したこと。ハッブル宇宙望遠鏡と同等の光学系を手中に…、といったキャッチコピーと共に、口径203mm、254mm、305mm、356mm、406.4mmの5モデルが用意されている。価格は、ドルで2499~11999。
コストアップはあるものの、事実上、LX200GPSからのアップグレードとしてラインアップされたものと思われるところ。国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/lx200r/
また、LX90シリーズにも変化があり、「LX90GPS」として新たな発表があった。こちらの光学系は、現行通りのシュミットカセグレン。LX200GPSと同等の電装系が搭載されたと考えればよいところ。こちらも国内での展開は未確認。
http://www.meade.com/lx90gps/
これでETXへのGPS搭載がカウントダウンとなっているような……、気がするのは私だけ?
現行ファームウェアで実現しているのか? 今後のファームで更なる改善を行うのか? 米Meadeは、3つのオブジェクト(恒星)さえ探せば容易にオートスターが機能する……。そう印象づけるオートスターのアライメント手法を特許取得。
「AutoAligin」にTM(トレードマーク)が付加された。
専用のページも用意されており、機能にもブランド指向を根ざしていくセンスに感心。
http://www.meade.com/autoalign/
こちらにもビデオが用意されており、映像で与えるインパクトに、米Meade.comは開花しつつあるのか。
米Meade.comの更新が行われ、ETX-80-TCを始め、DS-2000やDeep Sky Imagerなど、インストラクションビデオが各種揃えられた。これまでにもETXはあったが、DSIも揃えることでノウハウ提供を促進していると思われるところ。
DSIの機能はもはや、製品バンドルのPDFでは語り尽くせていないため…、完全解説書の登場も期待したい。
Instructional Videos
http://www.meade.com/educational/
英語が解読不明でも、映像で把握できるのがうれしい……。
Meade製品の国内総販売元のミックインターナショナルは、Meade製品の公式ノウハウ公開や、ユーザー間のディスカッションをサポートするコミュニティーサイトの開設を予定している。
同時に公式サイトもリニューアルし、Webでの情報展開を促進させる狙い。
http://www.micint.co.jp/