火星大接近に話題沸騰の中、あのHST(ハッブル宇宙望遠鏡)に次ぐ宇宙望遠鏡(でも今度のは赤外線タイプ)、「SIRTF」が打ち上げられた(日本時間、25日14時35分)。
http://sirtf.caltech.edu/picturegallery/imageweek.shtml
http://sirtf.caltech.edu/launchschedule.shtml
いよいよ大接近3日前となった今夜。横浜でも晴れたのでお約束のように火星を撮りました。ToUcamを使い、ETX-90ECとETX-105ECで同条件の撮影をしようとしたものの、3時間空けたら薄曇り気味に…。往生際悪くそんな中90ECでも撮影をしました。
残念無念…。しかし、唯一、火星自転の変化が分かる画像にはなった。
今回改めて感じたのは、惑星視野導入のためのストレスは、105ECの方が遙かに少なく楽だということ。オートスターを操作していて、90ECではモーター安定までに4秒ほど遊びがあるけれど、105ECではほぼ2秒以内に安定します。もちろんデジカメの狭い視野へ導くというシーンだから気にすることですが。すでに4年使っているため、90ECのモーターがヘタってきている?のかもしれない。
でも、軽くて小さな90ECが好きです
六本木ヒルズ(8月24、30、31日)と、
http://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/mars/mars.php
新宿三井ビル(8月27日)で、
http://www.pentax.co.jp/forum/gallery/exh/20030827.html
火星観望会が予定されています。かつて無い、ビルの谷間から名所の観望会。日本の天気模様に関わらず、加熱は一大イベントにもなり大接近日はあと1週間に。
いよいよコンポジット画像処理ソフト界のプリンス「Registax」がv2.0として登場(現在ベータ版)。火星大接近に間に合わせたのでしょうね。サスガ…。
リンク先にも書かれているように強化点は実に多彩。さぁ使いたい…、と思っても日本の天気はどうなっちゃっているのでしょう。
月惑星研究会などでも分析されていたように、火星の南極冠が小さくなりつつあります。NASAのリリースでも明らかに。
http://science.nasa.gov/headlines/y2003/07aug_southpole.htm?list995751
この大接近の時期に悲しい。比較的小口径な望遠鏡には切実…。
火星を撮り始めました。今期はETX-105ECをメインにするので105EC用のギャラリーページを追加。近くToUcamが手元に来るのですが、その前にQV-3500EXでもチャレンジ。
しかし、昨今のムービースタックによる数百枚コンポジットによるなめらかさにはかなわない。そこで、ムービーモードで撮ったものを、Registaxで処理してみました。ToUcamレベルではないものの、それなりかな…。次回はもっと倍率を上げよう。
いまやコンポジット界のプリンスとなったRegistaxが、近くV2へとバージョンアップ。その、先取りなβベースのウィンドウ画面が披露されています。
http://aberrator.astronomy.net/registax/html/new_features.html
ますます強力な画像処理が実現されるようで、目が離せない…。
ミードのカセグレン向け新コーティングとして2002年に発表された「UHTC」。従来よりも集光力が増す規格として、現在のETX全モデルに採用されています。
http://www.meade.com/catalog/uhtc/
このUHTCよりも明るさの点で勝る、として発表されたのが、セレストロンの「StarGright XLT」と呼ばれる新コーティング規格。v.s.ページがあって意識しまくっているようです。
http://www.celestron.com/starbrightxlt/xlt_vs_uhtc.htm
先週、7月17日にあった火星が月の北0度20分を通過の現象。Weasnerさんのサイト
http://www.weasner.com/etx/guests/2003/guests_planets.html
での投稿や、日本惑星協会
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030723_1.htm
でも報告されています。
さらに、下リンク先のNASA提供画像はものスゴイ…。
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap030724.html
いよいよ…、カウントダウンですね。
梅雨が明けるまでは、A.L.P.O.のMarsセクションページでも眺めて…。
http://www.lpl.arizona.edu/~rhill/alpo/mars.html